
モニターの明るさを下げたり、Windowsの機能を利用することで、その疲れを軽減することができます。
本記事では、以下の内容を解説しています。
・ 画面の明るさを変更する方法。 ・ 目を疲れないようにする対策
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楽天で探す目次 1 画面が明るいと、不都合が多い1.0.1 目の疲れ1.0.2 睡眠の質の低下1.0.3 消費電力の増加1.0.4 視認性の低下2 明るさを調整する方法2.1 マウス操作で行う場合 ~その1~2.2 マウス操作で行う場合 ~その2~2.3 マウス操作で行う場合 ~その3~2.4 キーボード操作で行う場合2.5 モニターで調整する方法(デスクトップ)3 夜間モードを活用する方法3.1 夜間モードをオンにする3.2 夜間モードの色の強さを調整する3.3 時間帯によって夜間モードに切り替える4 目に優しいモニターを使う4.3.1 フリッカーフリーのものを選ぶ4.3.2 IPS液晶パネルのものを選ぶ4.3.3 ノングレア(非光沢)のものを選ぶ5 バッテリー駆動中に画面が暗くなってしまう場合 画面が明るいと、不都合が多い パソコンの画面が明るいと、いろいろなデメリットがあります。

目の疲れ
明るい画面は目に負担をかけ、長時間の使用で目の疲れや乾燥を引き起こすことがあります。
睡眠の質の低下夜に明るい画面を見続けると、体内時計が乱れ、睡眠の質が低下することがあります。特にブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制し、眠りにくくなる原因となります。
消費電力の増加明るい画面はバッテリーの消耗を早めるため、ノートパソコンやタブレットの使用時間が短くなります。
視認性の低下明るい画面は、特に暗い環境では視認性を低下させ、文字や画像が見づらくなることがあります。
明るさを調整する方法 明るさを調整する方法は、いくつかあります。順番に解説していきます。
マウス操作で行う場合 ~その1~ マウス操作で変更するの方法の一つ目をご紹介致します。
① 画面右下の「通知領域」をクリックします。

② 明るさのスライダーをドラッグし、左右に動かします。

↑つまみをクリックしておき、キーボードの「←」「→」で微調整することもできます。
マウス操作で行う場合 ~その2~ マウス操作で変更するの方法の二つ目をご紹介致します。
① 「スタートメニュー」を右クリックします。

② 「モビリティセンター」をクリックします。

③ 「ディスプレイの明るさ」のスライダーを左右にドラッグ&ドロップします。

↑この画面で「音量の調整など」を行うこともできます。
マウス操作で行う場合 ~その3~ マウス操作で変更するの方法の三つ目をご紹介致します。
① 「スタートメニュー」をクリックします。

② 「設定」をクリックします。

③ 「ディスプレイ」をクリックします。

または「デスクトップの空いているところで右クリック」→「ディスプレイ設定」で開くこともできます。

④ 「明るさ」のスライダーをドラッグ&ドロップで調整します。

以上のように、マウスを使った変更はいくつか存在しますので、お好きなやり方で変更してみて下さい。
キーボード操作で行う場合 多くのパソコンでは、キーボードの操作で明るさを調整することができます。
以下では、ノートパソコンを例にご紹介します。
① キーボードの「Fn」を押しながら「F6」または「F7」を押します。

↑この例では「Fn」+「F6」で暗くなり、「Fn」+「F7」で明るくすることができます。
↓は、全体的なキーボードの位置です。

先にご紹介した「マウスで変更する方法」と結局は同じところを変更しているので、やり易い方法を選んでください。
モニターで調整する方法(デスクトップ) デスクトップパソコンでは、モニタ側を操作することでも明るさを変更できます。
① ↓のようにディスプレイにボタンがありますので、メーカーのマニュアルに従って調整して下さい。

↑これまでにご紹介した方法は、ソフトウェア側の調整になりますが、この場合はモニター側の出力値を調整することになります。
夜間モードを活用する方法
Windows 11の夜間モード(ナイトモード)は、画面の色温度を暖色系に調整し、ブルーライトを減少させる機能です。これにより、目の疲れを軽減し、夜間の使用時に視認性を向上させることができます
夜間モードをオンにする それでは、手動で夜間モードをONにする方法をご紹介します。
① 「スタート」ボタンをクリックします。

② 「設定」ボタンをクリックします。

③ 「ディスプレイ」をクリックします。

④ 「夜間モード」をオンに切り替えます。

画面が暖色系の色に変わります。
夜間モードの色の強さを調整する 夜間モード中の色の強さを手動で調整することができます。
① 「スタート」ボタンをクリックします。

② 「設定」ボタンをクリックします。

③ 「ディスプレイ」をクリックします。

④ 「夜間モード」をクリックします。

⑤ 「強さ」のツマミをクリックしたまま、左右に動かし調整します。

ブルーライトか暖色系のどちらに寄せるかを調整することができます。
時間帯によって夜間モードに切り替える 「寝る前だけ」などのように時間帯によって自動で夜間モードにすることができます。
① 「スタート」ボタンをクリックします。

② 「設定」ボタンをクリックします。

③ 「ディスプレイ」をクリックします。

④ 「夜間モード」をクリックします。

⑤ 1.「時間の設定」をクリックします。 2.「オンにする」時間を設定します。 3.「オフにする」時間を設定します。

これで好きな時間帯にだけ夜間モードを適用することができます。
目に優しいモニターを使う 使うモニターによっても、目の負担を軽減することができます。以下のような機能があると良いです。
フリッカーフリーのものを選ぶ
フリッカーとは「画面のちらつき」のことです。従来のモニターは、バックライトが高速で点滅することで発生します。フリッカーフリー機能が搭載されているモニターは、このちらつきを抑えることができます。
IPS液晶パネルのものを選ぶ
IPS液晶パネルは、どの角度から見ても色やコントラストに変化がないため、複数人でモニターを見る機会がある場合に便利です。また色の再現性が良いため、写真・動画を扱った作業をされる方にもおすすめです。
ノングレア(非光沢)のものを選ぶ ノングレアモニター(非光沢モニター)は、画面の表面に反射防止加工が施されているため、外光の映り込みを抑えることができます
バッテリー駆動中に画面が暗くなってしまう場合 ノートパソコンでは、ACアダプタが抜かれると「省電力モード」が有効になるため、画面が暗くなってしまうことがあります。
この場合、以下の手順で暗くしないようにすることが可能です。
① 「スタートメニュー」をクリックします。

② 「設定」をクリックします。

③ 「電源とバッテリー」をクリックします。

④ 1.「バッテリー節約機能」をクリックします。 2.「バッテリー節約機能を使用している時は、画面の明るさを下げる」をオンからオフに変更します。

↑試しにACアダプタを抜いてみて、画面が暗くならないことを確認します。