ビル・ゲイツ氏が創業し、PC向けOSの「Windows」とビジネス向けソフトウェアの「Office」で圧倒的シェアを誇るIT企業に躍進した。
その後は事業を多角化。検索エンジンのほか、自社ブランドのハードウェア製品(家庭用ゲーム機「Xbox」、PC・タブレット端末「Surface」など)も投入した。2014年、3代目の最高経営責任者(CEO)としてサティア・ナデラ氏が就任。これ以降は、クラウドサービス(クラウドプラットフォームの「Azure」、サブスクリプションモデルでOfficeを提供する「Office365」など)を中心に事業展開している。新興AI企業と提携拡大。23年1月、「ChatGPT」の開発で知られるOpenAIとの提携を広げ、今後数年間にわたり数十億ドルを追加出資すると発表した。その後、生成AI機能の導入を進め、関連ブランドを「Copilot」に統一している。(2025/03/17)