施設情報愛称
ナガシマ、ナガスパ、NSL事業主体
長島観光開発株式会社開園
1966年3月所在地
〒511-1192ナガシマスパーランド(英語: Nagashima Spa Land)は、三重県桑名市長島町浦安にある長島観光開発株式会社の運営する遊園地。同社が形成する「ナガシマリゾート」の中核施設である。
概要[編集]1964年に開業し併設する長島温泉と合わせた温泉型レジャー施設を展開し、1970年代にはアミューズメント性を高めた他の遊園地との競合を受けて若者層をターゲットに1978年の「コークスクリュー」導入を皮切りにローラーコースターなどの絶叫マシンの割合を高め[1]、西日本有数の絶叫マシンの台数を誇り「東の富士急、西のナガシマ」と並び称されている[2]。2023年1月現在、園内でのローラーコースターの総数は大小含め12機種(スチールドラゴン2000・白鯨・アクロバット(英語版)・嵐(ARASHI)・コークスクリュー・ルーピングスター(英語版)・シャトルループ・ウルトラツイスター(英語版)・ダブルワイルドマウス・ジェットコースター・チルドレンコースター・ピーターラビットコースター)にも及び、2017年にそれまで日本一だった熊本県のグリーンランドの10機種を抜いて日本一となった。この為、地元東海地方に加え、関西地方をはじめとする他地方からの来園者も数多い。夏には屋外プール「ジャンボ海水プール」も開業する。隣接して当地開発の発端となった大型温泉施設「湯あみの島」や、「ホテル花水木」「ガーデンホテルオリーブ」「ホテルナガシマ」のホテル群、アウトレットモール「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」(2011年9月増床、出店数では国内最大規模となる)がある。
2011年のThemed Entertainment Association発表資料[3]に拠れば、年間利用者数は5,820,000人。これは、全世界のテーマパーク別の年間利用者数で16位についている。日本国内に限れば東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、レゴランド・ジャパン、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次ぐ利用者数でもある。 2017年現在のナガシマリゾート全体の年間入場者数は、約1,510万人であり、東海地方の主要施設の中では11年連続で首位である[4]。
休日とゴールデンウィーク・お盆などは来園者が多く、特に人気の高い白鯨やスチールドラゴン2000は2時間以上待つこともある。しかし平日の特に午前中は空いていて、30分ほどで乗ることができる。
2003年(平成15年)10月よりイメージキャラクターとして「ピーターラビット」のライセンス契約を世界で初めて締結し、園内でサンダル・浮き輪などのグッズ販売も行う。従来より、1978年(昭和53年)頃より1993年(平成5年)までウッディー・ウッドペッカーがイメージキャラクターとして使用されていたが、大阪にユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) が開園しUSJのマスコットキャラクターとなるために当リゾートのマスコットキャラクターが変更されたという経緯がある。
石原プロモーションが製作したテレビ朝日系ドラマ『西部警察 PART-II』第37話及び『西部警察 PART-III』(「燃える勇者たち」【正月スペシャル】)では、本施設内でロケーションが行われた。
2017年11月18日・19日の両日にわたってゆるキャラグランプリ2017が開催された。
新アトラクション導入に向けて、関係者が海外の遊園地を何度か視察している。2000年に導入されたスチールドラゴン2000はアメリカミズーリ州のワールド・オブ・ファン(英語版)にある「Mamba(英語版)」に影響を受けて導入された他、2017年に導入された4Dスピンコースター 嵐と2019年に導入されたハイブリッドコースター 白鯨は、アメリカテキサス州の「シックス・フラッグス・フィエスタ・テキサス(英語版)」を視察した際に、「Batman: The Ride(英語版)」と「Iron Rattler(英語版)」に感銘を受けて導入された[5]。
沿革[編集]ナガシマスパーランドの沿革は次の通り[6]。
1965年(昭和40年)11月6日 - 仮開業、大観覧車・飛行塔・回転ブランコ・ティーカップ・ムーンロケット・オクトパス・釣り堀を設置[7]。 1966年(昭和41年) 3月19日 - 本開業。初代ジェットコースター・弁慶号・ダッゼムカー・子供動物園・ウォーターエース・ボートや300羽の鳥類を放し飼いにした中央池を設置[8]。 7月 - シーサイドプール開業[9]。 1978年(昭和53年) 7月2日 - 「コークスクリュー」開業。 7月 - ジャンボ海水プール開業[9]。 10月 - 屋内アイススケート場開業[9]。 1980年(昭和55年)3月1日 - 「シャトルループ」「バイキング」開業。 1982年(昭和57年)3月7日 - 「ルーピングスター」開業。 1983年(昭和58年)7月17日 - 「チルドレンコースター」開業。 1984年(昭和59年)3月10日 - 「大スペースシャトル展 名古屋会場」開催(5月27日まで)。 1985年(昭和60年)3月30日 - 「ダブルジャンボバイキング」開業。 1989年(平成元年)8月1日 - 「ウルトラツイスター」開業。 1992年(平成4年)8月1日 - 「大観覧車オーロラ」開業。 1994年(平成6年)3月20日 - 「ホワイトサイクロン」開業。 1995年(平成7年)7月20日 - 「シュート・ザ・シュート」「フリーフォール」開業。 1996年(平成8年)3月28日 - 「ダブルワイルドマウス」開業。 1997年(平成9年)4月27日 - 「スペースショット」開業。 2000年(平成12年)8月1日 - 「スチールドラゴン2000」開業。 2004年(平成16年) 3月18日 - 「ボブカート」開業。 7月9日 - 「ジャイアントフリスビー」開業。 2006年(平成18年) 3月18日 - 「ロックンロール」「テレコンバット」「パラトルーパー」開業。 6月23日 - ISO9001認証を取得[10]。 5月2日 - 「トップスピン」開業。 2009年(平成21年)3月19日 - 「こども遊園地 キッズタウン」開業。 2010年(平成22年) 4月18日 - 遊園地「新メインゲート」「新メインゲートショップ」営業開始[11]。 8月 - 「お化け屋敷」移設営業開始。 2012年(平成24年) 3月17日 - 「スターフライヤー」開業、「コークスクリュー」移設営業開始。 4月25日 - 「キッズタウン」第2期拡張営業開始。 7月14日 - 「ウルトラツイスター」移設営業開始。 7月21日 - 大型ウォークスルーアトラクション「ポケモンアドベンチャーキャンプ」営業開始。 2013年(平成25年)3月15日 - 「スチールドラゴン2000」リニューアル営業開始。 2014年(平成26年)3月14日 - 「ポケモンアドベンチャーキャンプ」リニューアル。 2015年(平成27年)7月18日 - フライングコースター「アクロバット」開業。 2017年(平成29年) 3月10日 - 4Dスピンコースター「嵐」開業。 9月24日 - 「ポケモンアドベンチャーキャンプ」終了。 2018年(平成30年) 1月28日 - 「ホワイトサイクロン」リニューアルの為営業終了。 12月19日 - 「ナガシマ釣りスピリッツ~伝説の白鯨を追え~」営業開始。 2019年(平成31年) 3月28日 - ハイブリッドコースター「白鯨(はくげい)」開業。 4月19日 - 3Dシューティングライド「牧場deバンバン」営業開始。 主なアトラクション[編集] ハイブリッドコースター 白鯨(はくげい)[編集] →詳細は「ハイブリッドコースター 白鯨」を参照 木製コースター「ホワイトサイクロン」をリニューアルし、2019年3月28日にオープンした。木と鋼鉄を合わせた国内初のハイブリッドコースター。最高点55m、最高速度107km/h、最大傾斜角80°、コース全長1,530mでハイブリッドコースターとしては世界2位。建設費は28億8千万円。 木材だけでなく鋼鉄を使うことによって、従来の木製コースターでは実現できなかったコークスクリューや、車両が真横に傾く90度バンクなど多彩な動きが体感できる。 スチールドラゴン2000[編集] →詳細は「スチールドラゴン2000」を参照 2000年8月1日に営業を開始した。当時最高部高度97m、最大落差93.5m、最高速度153km/h、全長2479mの4項目でギネスに認定された、世界最大級のローラーコースター。2019年現在、最高部高度・最大落差は共にシックスフラッグス・グレート・アドベンチャーのキンダ・カが、最高速度はフェラーリワールドのフォーミュラ・ロッサがギネスを保持しているが、総走行距離としては現在でも世界最長であり、総走行距離を除く3つのギネス記録を超えた機種は直線加速方式であるため、2015年までは巻き上げ式のローラーコースターとしては最高部高度、最大落差、最高速度ともに世界一を誇っていた。現在はCarowindsにあるFury325に譲っている。 2ヵ所の大きなキャメルバック、8の字形の旋回、連続キャメルバック等、コースターとしてのエレメントはシンプルかつダイナミックな構造となっている。 乗車中の写真撮影が行われ、連続キャメルバックの途中にカメラが設置されている。以前は、ホームを出発してすぐに撮影された。 初代の車両は2012年12月9日の営業を最後に引退。2013年3月15日に2代目の車両がデビューした。2代目の特徴は板の上に1人掛けのバケットシートを乗せただけで周りを囲うカバーが無く、足が床につかない座席となっている。 初代の定員は1編成36人であり、6人乗りの車両が6両繋がっている。ボディカラーは当初はイエロー・ブルー・シルバーの3色だったが、2007年に中日ドラゴンズが日本シリーズで優勝したため、その記念の車両(オレンジ)が追加された。米国のD.H.モーガン社製。 2代目の定員は1編成28人であり、4人乗りの車両が7両繋がっている。ボディカラーはレッド・イエロー・ブラックの3色。スイスのボリガー&マビラード社製。 2003年8月23日から2006年9月2日まで休止していた。#事故も参照のこと。フリーパスやアトラクション利用券や入場券とは別に、数量限定で販売しているチケット。通常列に並ぶより短い待ち時間でアトラクションを利用できる。但し、待ち時間が30分以上発生した場合のみの販売となる。料金は1枚1000円。時間指定は無いが、混雑状況により時間指定券が販売される事もある。
対象アトラクションはスチールドラゴン2000・白鯨・アクロバット・嵐の4機種。白鯨と嵐は乗り場の入口、スチールドラゴンは乗り場入り口横、アクロバットはアクロバットカフェの券売機で販売しており、入口ゲートで優先券専用の入口から入場する。[30]
キッズタウン[編集]キッズタウンには次のアトラクションがある[31]。
ちびっこひろば ピーターラビットコースター こども急流すべり カイトフライヤー マジックバイク スピンボート くるくるヘリコプター おでかけてんとうむし ダックス ウォーターショット あしかさんのサーカス チルドレンコースター メリーゴーランド バイキング ブランブラン ケロヨンジャンプ バルーンレース ふわふわドーム そらとぶぞうさん レッドバロン モトクロス レッツゴートーマス ウォーターエース ゴーカート ティーカップ ピーターラビットスカイライナー 汽車 こども自動車 シューティングギャラリー ジャンボ海水プール[編集]世界最大級の屋外海水プール。毎年7月上旬~9月中旬の夏季限定で営業する。10種のプールと55レーンのウォータースライダーは正に日本はおろか世界最大級。2008年7月には、小学3年生以下の子供とその保護者のみが利用できる屋内型プール「スパキッズ」がオープンした。
プール[編集] 超激流プール 日本初上陸となる流れが激しい流水プール。身長120cm未満は利用不可。専用の浮き輪での利用が必要で、身長130cm未満はライフジャケットの着用が必須となっている。 流水プール 全長300メートルの流れるプール。 サーフィンプール 広さ5,000平方メートルの波の出るプール。2021年にはスプラッシュ噴水と音楽演出機能を備えたスウィング噴水を設置[32]。 ジャパーン バケツから大量の水が流れ落ちたり、スライダーやウォーターガンなどがある大型の水遊び場。 ぴょん・ぴょん・ドボン! バランスを取りながら水面に浮いた足場を渡っていく。年齢・体重制限あり。 ファミリープール 温泉プール ウォータースライダー[編集] メガアビス 2024年7月6日開業[33]。6人乗りの円形ボートに乗り、最大48度の傾斜を下った後に高さ30mの円錐形のコースに吸い込まれるように滑る大型スライダー。 ブーメランツイスト 2013年6月29日開業。高さ25mから6人乗りの円形ボートに乗り、最大傾斜角68度で高さ20mの絶壁への急上昇・急降下(ブーメラン)と、激しい横揺れ(ツイスト)を併せ持った大型スライダー。 フリーフォールスライダー 傾斜角60度のレーンを一気に滑り降りるスライダー。高さ18mのレーンが1本と、23mのレーンが2本ある。 ビッグワンスライダー 4人乗りの円形ボートで、高さ25mから滑り降りる大型スライダー。 トルネードスライダー 複雑に絡み合った6種類12レーンのスライダー。専用の浮き輪を使うチューブスライダーと、浮き輪を使わないボディスライダーがある。 ウォーターチューブ 急降下するレーン1本と、急旋回するレーン2本を併せ持ったスライダー。着水面が他のスライダーより高く、水深が1.8mある。 UFOスライダー すり鉢状のコースで旋回を繰り返し、最終的に中央の穴に吸い込まれるようにプールに落ちるスライダー。ウォーターチューブ同様に着水面が高く、水深が2.5mある。 サーフヒルスライダー マットの上にうつ伏せの状態で滑り降りるスライダー。 ワイルドリバー 専用の浮き輪に乗って、幅の広い水路を激しく下っていくスライダー。 その他の付帯施設、イベント[編集] ナガシマリゾートトラム[編集]愛・地球博においてグローバル・ループ上の4停留所を結んでいた電気自動車グローバル・トラムを再利用したものである。
2005年11月3日より「ナガシマリゾートトラム」として運行されていた。有料駐車場、遊園地、湯あみの島、ジャズドリーム長島の間、約1kmを約6分間で結ぶ。料金は無料である。現在はバスに置き換えられ、運行中止となっている。一部が再譲渡され、錦川鉄道に2編成が2009年9月19日から「とことこトレイン」として運行、1編成が平城遷都1300年祭会場で「ハートフルトラム」として運行されている。
名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク[編集]『アンパンマン』のテーマパークとして、ナガシマスパーランドのメインゲート向かって左側の旧駐車場部分の土地に2010年4月23日にオープンした。
中京テレビと長島観光開発、株式会社アンパンマンチルドレンスミュージアムの共同出資により設置されている。施設内ではアンパンマンのショーが催され、アトラクションも付随する。また、関連グッズのショップや飲食店も設置されている。横浜アンパンマンこどもミュージアムに続く、国内2か所目の「アンパンマンこどもミュージアム」である。
開館当日とその翌日には、中京テレビの生放送番組「ラッキー!!」と「幸せの黄色い仔犬」が同所から生放送された。
この他、開業前には中京テレビのグルメ情報バラエティ番組「PS」のメンバーである高田純次と柴田理恵が、番組企画で工事の手伝い(ミュージアム内にある「おもしろウィンドウ」のはめ込み作業)をしている。
アンパンマンの専用劇場「やなせたかし劇場」は、当初は2020年4月1日にお披露目予定であったが延期され[34]、2022年2月7日にオープン[35]予定となったが、新型コロナウイルス感染拡大のため、3月7日に延期となった[36]。
所在地[編集] 三重県桑名市長島町浦安108-4 ショッピングモールエリアのおもな店舗[編集] 土産物[編集] アンパンマンテラス名古屋 ドキンちゃんのドキドキおしゃれショップ バタコさんの手づくりハウス 飲食店[編集] うどんちゃんのやたい フルーツ島のジュース屋さん ふっくらごはん工場 アンパンマン&ペコズキッチン ピクニックランチボックス プレミアムソフトクリーム ジャムおじさんのパン工場 その他[編集] アンパンマンカーニバル王国 ギャラリー[編集]カウントダウンチケットは前売り限定で毎年3万枚の限定発売。コンビニやチケットぴあにて購入が可能。20秒前からの大観覧車オーロラのデジタル時計でカウントダウンと共に1500発の花火を打上げ新年を祝う。MCにはスポンサーのFM AICHIから、黒岩唯一、川本えこが担当する。
年度 出演者 2003 忌野清志郎 2004 MAX 2005 大黒摩季 2006 DA PUMP、Lead 2007 FLAME、Lead 2008 nobodyknows+ 2009 HOME MADE 家族 2010 青山テルマ、傳田真央、JYONGRI、Sonar Pocket、RAM WIRE、しがせいこ 2011 mihimaru GT 、SHU-I、CLIFF EDGE、Sweet Licious、吉田山田、果山サキ 2012 高橋優、girl next door、CLIFF EDGE、BRIGHT、KingrassHoppers、Rihwa 2013 Hilcrhyme、Brand New Vibe、lecca、ダイスケ、松下優也、近藤晃央 2014 SEAMO、キマグレン、ハジ→、BRIDGET、平井大、ALEXXX、BOYS AND MEN、斉藤利菜 2015 C&K、伊東歌詞太郎、Juliet、CLIFF EDGE、BRIDGET、Gacharic Spin、ビッケブランカ 2016 May'n、GRANRODEO、天月、lol、MAG!C☆PRINCE、ASH DA HERO 2017 ファンキー加藤、SILENT SIREN、伊東歌詞太郎、THE BEAT GARDEN、WHITE JAM、マジカル♡パレード BEACH 2018 DOBERMAN INFINITY、ハジ→、JAY'ED、SOLIDEMO、東京パフォーマンスドール、# ハッシュタグ 2019 Sonar Pocket、CHiCO with HoneyWorks、鈴木みのり、THE BEAT GARDEN 2020 (新型コロナウイルス感染症の影響により中止) 2021 (開催なし) 2022 (開催なし) 2023 SKE48、Girls²、RIKU、カラフルダイヤモンド 特別ゲスト:BOYS AND MEN 2024 Crystal Kay、WATWING、OWV、BOYS AND MEN、心悠-みゆ- TOKAI SUMMIT[編集]2007年から2016年の毎年7月に園内特設ステージにて行われていた大型屋外フェス。
→詳細は「TOKAI SUMMIT」を参照 事故[編集] 1986年9月7日、ルーピングスターにて停止中の先行車両に減速を怠った後続車両が衝突する事故が発生[37]、負傷者42人[38]。 2003年8月23日10時50分頃、スチールドラゴン2000にて、走行中のコースターの車輪88個のうち半分に相当する44個が落下し、乗客1名とコースター下のプールサイドにいた客1名が重傷となる事故が発生した。以後営業休止の状態が続いていた。事故1ヶ月前の定期点検の際に請け負い業者が車輪の部品を不要な部分にまで取り付けていたことが原因と見られている。2006年8月12日より試運転を重ね、同年9月3日より営業を再開した。 2013年2月8日15時15分頃、シャトルループの試運転中、乗車していた男性従業員1人が転落する事故が発生した。試運転には従業員14名が乗車していたが、転落した従業員は最後尾の7両目に乗っていた。腹部を固定するバーのロックが不十分だった事が原因と見られている。 2023年9月18日午前11時50分頃、スチールドラゴン2000が上昇中に高さ97メートルの頂上付近で緊急停止した。約10分後に運転を再開し、ホームに戻った。乗客23人にけが人や体調不良を訴える人はいなかった。落雷による停電が原因とみられる[39]。 かつて存在したアトラクション[編集] ホワイトサイクロン[編集] →「ホワイトサイクロン」も参照 世界最大級の木製ローラーコースター。米国産の松材4,800m3を使用[40]。1994年3月に営業運転を開始[41]。総工費35億円[42]。 最高点高度45.5m[41]、最高時速102km、全長1,715m[40]、最大過重力2.67G、最大傾斜角50度、車両4人乗り7両3編成[42]。 第一水平ループ突入前や、セカンドドロップ後のキャメルバック・フィニッシュ直前のキャメルバックでは、綺麗で強めのエアタイムを味わうことができる。ライドフォト(2011年8月撮影システムリニューアル)は、セカンドドロップの途中で撮影される。設計はスタンド社(アメリカ)、施工はインタミン・ジャパン社[42]。 新アトラクション建設の為、2018年1月28日をもって営業を終了。利用者は延べ2,200万人。 2019年3月28日に、日本初の木と鋼鉄を合わせたハイブリッドコースター「白鯨」として、リニューアルオープン。(詳しくは上記「主なアトラクション」項目を参照。)以上4施設は連絡通路を使って相互に行き来可能である。また各ホテル宿泊者専用のナガシマスパーランド入場ゲートがある。各ホテルに宿泊すると「湯あみの島」「ナガシマスパーランド」「なばなの里」への入場が無料になる特典があるほか、ホテルから各施設への無料送迎サービスなどがある。
三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島 三井アウトレットパークによってナガシマスパーランド駐車場内につくられたアウトレットモール。店舗数は302でアウトレットモール単独施設としては国内最多。 なばなの里 桑名市長島町内(スパーランドよりバスで約15分)にある季節の花を主体としたテーマパーク。ベゴニアガーデン、足湯、地ビールが有名。ウィンターイルミネーションは日本最大級の規模。 ナガシマカントリークラブ 三重県いなべ市にあるゴルフ場。ナガシマリゾートは以上の施設とナガシマスパーランドで形成されている。
交通アクセス[編集] 公共交通機関 桑名駅より三重交通バスで20分 名古屋駅(名鉄バスセンター)より三重交通バスもしくは名鉄バス(共に高速経由)で45分〜55分 栄(オアシス21)より三重交通バス(高速経由)で45分 中部国際空港より三重交通バス(高速経由)で50分(※運休中) 日3往復のみ。桑名駅発着の空港連絡バスが経由する(桑名-長島温泉間の利用はできない)。 豊橋駅より豊鉄バス(高速経由)で120分 日1往復のみ。京都駅八条口発着のほの国号が経由する(長島温泉-京都駅八条口間の利用はできない)。なお、予約がある場合のみ停車する。 JR関西本線長島駅および近鉄長島駅 桑名市コミュニティバス「K-バス」長島ルートに乗車し、白坊主山公園停留所から南へ徒歩1.4km 便数は1日4便のみと少ないが、運賃は三重交通と比較すると非常に低廉である(小学生以上100円・未就学児無料)。また、所要時間は循環方向により異なるが何れも25分程度である。 当駅より北東700mの位置にある三重交通バス・大倉団地停留所から、名古屋長島温泉高速線の利用も可能。運賃は桑名駅からの便より高価。また、大倉団地は名鉄バス運行便は停車しない。 なばなの里までK-バスや三重交通(イルミネーション期間運行の便)に乗車するか、徒歩移動し当路線に乗り継ぐ方法もある。この場合は名鉄バス運行便も利用可能。このほか、主要都市より宿泊付き(関西発は日帰りもあり)のバスツアーの発売、関西・関東からは高速バスの運行も行われている。
脚注[編集] [脚注の使い方] ^ ナガシマスパーランド スリルライドで集客力アップ - テーマパーク年鑑1995-1996(日経BP社) ^ 西と東の「絶叫マシン」今夏は、ナガシマと富士急でスリルを堪能 - MONEYzine ^ 2011 THEME INDEX Archived 2012年11月3日, at the Wayback Machine. ^ 御木本千春 (2017年5月18日). “東海3県主要施設の集客数、「ナガシマリゾート」が11年連続トップ”. myni. 2020年5月14日閲覧。 ^ [1] ^ 長島観光開発株式会社 会社案内公式サイト ^ スパーランド、仮オープン - 目で見る長島温泉の30年(長島観光開発 1994年)29頁 ^ スパーランド、仮オープン - 目で見る長島温泉の30年(長島観光開発 1994年)31頁 ^ a b c PERSON THIS PARK ナガシマスパーランド 長島観光開発(株)遊園地部部長 武井喜樹氏 - アミューズメント産業1993年6月号 ^ 平成18年9月3日スチールドラゴン2000営業再開 - 目で見るナガシマリゾートの50年 77頁 ^ これまで使用されていた旧メインゲートは「西ゲート」として現在も使用されている ^ a b アクロバット 日本初!世界最大級!フライングコースターが誕生!衝撃のうつぶせライドとはいかに!? - ナガシマリゾートパーフェクトBOOK(ぴあ 2015年) ^ a b c コークスクリューの新設 - 目で見る長島温泉の30年 87頁 ^ 平成24年 3月17日コークスクリュー移設 - 目で見るナガシマリゾートの50年(長島観光開発)98頁 ^ a b 昭和57年ルーピングスターの新設 - 目で見る長島温泉の30年 92頁 ^ a b c d 昭和57年ルーピングスターの新設 - 目で見る長島温泉の30年(長島観光開発)102頁 ^ a b c 平成16年7月9日ジャイアントフリスビー新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年 67頁 ^ a b c 3月17日スターフライヤー新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年 98頁 ^ a b 平成元年ウルトラツイスター新設 - 目で見る長島温泉の30年 135頁 ^ 平成24年 7月14日ウルトラツイスター移設 - 目で見るナガシマリゾートの50年(長島観光開発)100頁 ^ 平成8年3月28日ダブルワイルドマウス新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年 35頁 ^ 昭和41年スパーランド正式オープン - 目で見る長島温泉の30年 32頁 ^ 遊園地ののりもの - 目で見る長島温泉の30年 73頁 ^ 昭和60年ジェットコースター改修 - 目で見る長島温泉の30年 116頁 ^ 昭和58年スカイウッディ、チルドレンコースター新設 - 目で見る長島温泉の30年 109頁 ^ a b c 平成7年7月15日シュートザシュート、フリーフォール、スイングアラウンド新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年 32頁 ^ 平成9年4月27日スペースショット新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年39頁 ^ ナガシマスパーランド、世界初の3連タイプスペースショットオープン - アミューズメント産業1997年6月号 ^ 平成7年7月24日シュートザシュート、フリーフォール、スイングアラウンド新設 - 目で見るナガシマリゾートの50年 32頁 ^ 待ち時間を短縮!乗車優先券「Express ticket」 ^ アトラクションのご紹介 ナガシマこども遊園地キッズタウン公式サイト ^ 日本水景協会「噴水・水景デザイン」(アルファ企画 2024年)220-221頁 ^ 世界最大のウォータースライダーが新登場 ナガシマスパーランド - 朝日新聞2024年7月4日 ^ アンパンマンが空を飛ぶ 名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク「やなせたかし劇場」オープン(あとなびマガジン、2022年1月19日閲覧) ^ 2022年1月20日中日新聞朝刊8面 ^ 2022年2月1日中日新聞朝刊11面 ^ 遊園地での悲劇 写真特集 - 時事通信社 ^ “昭和62年 警察白書”. www.npa.go.jp. 2019年7月1日閲覧。 ^ “スチールドラゴン頂上付近で10分停止、落雷の停電原因か ナガシマスパーランド”. 産経新聞. 18 September 2023. 2023年9月18日閲覧. ^ a b “ナガシマの木製コースター、1月28日で終了”. 日本経済新聞. 5 January 2018. 2018年1月29日閲覧. ^ a b “揺れが独特の木製コースター、24年の歴史に幕”. 読売ONLINE. 29 January 2018. 2018年1月29日閲覧. ^ a b c グラビア どこまでいくんだこのスリル! ビッグ3、計90億円が投じられたニューコンセプトYEAR・1994 - アミューズメント産業1994年3月号(アミューズメント産業出版) ^ a b 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)106頁。 関連項目[編集] 日本の観光地一覧 日本の花火大会一覧 日本のプール一覧 日本一の一覧 乗り物に関する世界一の一覧 五等分の花嫁 - 作中に登場する人物が訪れたプールは、当遊園地の「ジャンボ海水プール」がモデルとなっている。 ラヴィット! - TBS系列で川島明(麒麟)がメインMCを務め、平日の朝に生放送されているバラエティ番組。ロケ場所初となる全曜日出演のグランドスラム達成となり、同番組から感謝状とトロフィーが授与された。 聲の形 - 第25-28話(コミックス4巻収録・カバーデザイン含む)並びにアニメ映画版に登場する遊園地のモデルとなった。 外部リンク[編集]アニメ(各話リスト) - 映画(テンプレ) - みなみの海をすくえ!(TVスペシャル)
登場人物 個別アンパンマン - ばいきんまん - カレーパンマン - しょくぱんまん - ドキンちゃん
舞台別天空 - 宇宙 - 星 - 国 - 異世界 - 村 - 里 - 島 - 谷 - 地下 - 水辺 - 水域 - 海底
その他サブキャラクター - OVA
用語道具 - バイキンメカ
楽曲アンパンマンのマーチ
ゲームにこにこパーティ
食品アンパンマングミ(不二家) - アンパンマンのあんぱん(フジパン)
ミュージアム香美市立やなせたかし記念館 - 横浜ミュージアム - 名古屋ミュージアム&パーク(ナガシマスパーランド内) - 仙台ミュージアム&モール - 神戸ミュージアム&モール - 福岡ミュージアムinモール
関連企業フレーベル館 - 日本テレビホールディングス(日本テレビ放送網 - 日本テレビ音楽 - バップ - ACM - BS日本(BS日テレ) - CS日本(日テレプラス)) - トムス・エンタテインメント - バンダイ - アガツマ(『ピノチオ』ブランド) - セガ(セガ フェイブ) - ジョイパレット(旧・トーホー) - 不二家 - フジパン - 四国旅客鉄道 - 土佐くろしお鉄道 - ジェイアール四国バス(大栃線) - キッズステーション
関連人物やなせたかし - 小松暢 - 永丘昭典 - いずみたく - ドリーミング(寺田千代・寺田嘉代) - 戸田恵子 - 中尾隆聖 - 山寺宏一
関連項目NTV平日17時台アニメ - NTV金曜17時台アニメ - NTV映画作品一覧 - アンパンマン列車 - アンパンマン (小惑星) - おねがい!サミアどん・ロボタン(映画第1作目『キラキラ星の涙』の併映作) - かいけつゾロリ(映画第5作目『恐竜ノッシーの大冒険』の併映作) - ニャニがニャンだー ニャンダーかめん - アンパンマンのエキス(献血) - 徳光&所のスポーツえらい人グランプリ(「夢のアンパンマンショー」が存在) - あんぱん(NHK連続テレビ小説)